幼稚園お受験事情

うちの娘は来年の4月に幼稚園に3年保育で入園予定です。ここ最近、同級生のママさんたちと話す話題といえば「幼稚園をどうするか」、こればかりと言っても過言ではありません。地域の児童館などでも先輩ママさんたちに幼稚園受験についていろいろお話を聞くことのできるイベントが開催されるなど、そろそろ本腰を入れて幼稚園選びをする時期に入ったのかもしれません。我が家では選択肢のひとつとして幼稚園受験を考えていますが、地域柄、お受験を考えていらっしゃる方も多いようで、その一生懸命さには驚いてしまいます。特に私立幼稚園のお受験を考えていらっしゃる方は本当に小さい頃からお受験用の教室に通われていたりするようです。我が家の場合、お受験するとは言っても通園圏内に国立大学の附属幼稚園があるので「記念受験」するようなもので気楽なものです。特にお受験用にと何か対策を練っていたりするわけではないのですが、母子分離だけはできるように教室には通わせてみようかと悩んでいるところです。

幼稚園お受験のための教室

今や、お受験のために幼児教室は欠かせないものとなっていますが、その理由は子どもの教育のためというよりはお受験にまつわる情報を得るための教室といったほうが正しいかもしれません。幼児教室ではお受験のペーパーテストの対策はもちろん、自由遊びの遊び方、面接時に好ましい服装、バッグ・腕時計・スリッパなどの小物に至るまで指導が入るそうです。スーツは濃紺、腕時計は殺生を連想させる皮ベルトは避けるなど、個人的にはそういった持ち物に対する考え方、生き方は自然に現れてこそ意味のあるものであり、お受験のために教室で教えられることではないと思うのですが、それぞれの幼稚園・小学校で求められる子供像・親像が異なるため、そういった情報なしにお受験を突破するのは難しいのが現状です。ですので希望する幼稚園・小学校の求めている素行を身につける為には教室は有益といえます。

幼児教室の問題点

お受験シーズンの秋、1年の締めくくりである春には多くの幼児教室で体験教室が開かれます。お受験のための教室や、幼稚園への入園準備のためのお教室など幼児教室とは言っても様々な種類があります。実はこの春、我が家の娘もいくつかの教室の体験に行かせていただいたのですが、結局どちらにもお世話になることはありませんでした。通わないことに決めた1番の理由は教室で行われている内容は親が与えてあげられるものである、と感じたからです。私立のお受験を考えていたら通通わせていたと思います。ですが、やはり幼い子どもに本当に大切なものを教えてあげられるのは他でもない親でありたいと、そう思います。「これが三角で、この色は何色でしょう?」。子どもにとっては「この色が赤」であることよりも、もみじが緑から黄色へ、そして赤く色づいていくその自然の美しさのほうが興味深いことは間違いないでしょう。教室で教えられるお受験のための勉強にそういう大切なものが感じられないのは非常に残念なことだと思います。しかし逆を返せばそこまで教えられては親としての立場もありませんので教室だからできること親だからできることの役割を理解して両立させてあげられれば子供にとって良いことかもしれません。

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